販促の為のアンケート作成から広告媒体作成までのポイント解説を行なっている書籍です
アンケートを取る前提に、売上の80%を生み出すのは20%のロイヤル顧客である
いわゆる80対20の法則について解説がされています
つまりロイヤル顧客へ向けたアンケートを取る事で、将来のロイヤル顧客となり得る層に響く広告を作成する事が出来るという事です
以下にアンケート作りのポイントをまとめます
アンケート構成の6つのポイント
1.タイトルにアンケートという言葉は使用しない
⇒アンケートという単語に拒否反応を示す人は多い
2.質問内容は強みを聞く
⇒改善点より強みを伸ばすことが利益増に繋がりやすい
3.購入プロセスに沿った順番で聞く
⇒お客様目線のリアルな回答を得られ易い
4.質問は記述式にする
⇒チェック式はリアルな感情や意見が見えにくい
5.掲載許可は「名前可」「イニシャル可」の2択
⇒広告に活用する為の掲載許可の確認
6.A4一枚にまとめる
⇒A4以上は意見を集めづらい
5つの質問内容事例
1.商品の購入前はなにがお悩みでしたか?
⇒優良顧客と同じ悩みを持つ「理想のお客様」が分かる
2.どうやって当社(商品)を知りましたか?
⇒お金を掛けるべき媒体が分かる(DM、HPなど)
3.購入前にどんな不安がありましたか?
⇒不安対策、購入前の障壁を取り除くことができる
4.他社と比較して決め手はなんですか?
⇒自社の強みが分かる
5.購入後の率直なご感想を下さい
⇒購入した人にしか分からない良さがわかる
上記5つの質問事例で得られた回答をそのまま広告媒体へと活用する事で潜在的なロイヤル顧客へ響く広告を打ち出せるというものです
<補足>
Q: 記述式のA4アンケートは分量が多い。回答してもらえないのでは?
A: A4アンケートにご協力いただける様なお客様の声こそ集めたいもの、答えて頂けない層のお客様であればアンケートを取らないと割り切る
Q: 広告は文字数が多くなっても問題ないのか?
A: 理想の広告は文字が少なくかつ伝わるもの、しかしそれはとても高度な技術が必要です、広告は伝わらなければ意味がありません、多少見辛くなったとしても商品の良さをしっかりと伝えることが重要です
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