読書感想「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」著者:山本 康正

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AI・5G・クラウド・ビッグデータのテクノロジーが今後のビジネスの要になる。情報資産の重要性について山本康正氏が平易な言葉で解説した2020年1月の書籍です。

メガテクノロジーが引き起こす7つの大変化として、以下の7項目をあげています
・データがすべての価値の源泉となる
・あらゆる企業がサービス業になる
・すべてのデバイスが「箱」になる
・大企業の優位性が失われる
・収益はどこから得てもOKで、業界の壁が消える
・職種という概念がなくなる
・従来の経済理論が進化した新理論が誕生する

日本の社会体制、企業のありかたから考えると、全ての項目が指摘の通りすんなりと変化することはないと思われますが、第一に挙げた項目「データがすべの価値の源泉となる」については既に実感できる段階になっているのではないでしょうか

ことIT企業、最先端のテック企業の話で、昔ながらのメーカーや卸業者、小売業などには、まだまだ遠い話しと感じていたいわゆる「ビッグデータ」

データ収集の手段・媒体が多彩になってきた今、データ(情報)が最も価値を持つ(価値を生む)ことは全ての業界にとって実感し始めている部分と思いました。

直近で、著者の講演を聞く機会がありましたので、別の記事にて紹介します。


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