MMTと高圧経済 三橋貴明氏の講演を聞いての感想

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先日、経済評論家の三橋貴明氏の講演を拝聴する機会があったので自身のメモとしても記録

コロナ禍での政府の対応批判

橋本政権以降の緊縮財政の問題点

赤字国債発行でのデフレギャップ解消

概ね三橋氏の従来からの主張通りの内容でしたが、今後も注目すべきキーワードが二つありました

MMT(現代貨幣理論)

直接この単語が出たわけではありませんでしたが、明らかにMMTについて語っている部分がありました

乱暴な言い方をすれば政府の借金で市場にお金を回す

返せる範囲内(と貸し手が考えられる状態)であれば借金を続けられるというもの

MMTは無限に政府が赤字国債を発行しつづけられる悪質、不道徳な物という論調は間違いと考えます

MMTは考MMTについては解釈が色々分かれるようですが、考え方であって政策とは異なります

賛否両論あるがMMTの考え方自体に問題はない印象を受けました

MMTを批判するならば信用貨幣経済そのものを否定しなければならない為

しかしながら政策とはべつに考える必要があり、安易に国債を刷り続ければよいといえるものでもないとも言えます

高圧経済

もう一点は高圧経済=緩やかなインフレというキーワード

経済産業省が2021年6月に発表した資料

経済産業政策の新機軸~新たな産業政策への挑戦~

こちらに高圧経済という言葉が出ており、国からこの単語が出てきたことを驚きと評価していました

※しかしながら厚生労働省に潰されるだろうとも

MMTと共に、三橋氏の主張に沿った考え方です

極端な論調やゴシップの為にアンチも多い同氏ですが

ここ数年の経済状況を見ると、アンチより同氏優勢の状況になっているように見えます

※数年前の反三橋氏のブログなどを見ると興味深いです

もろ手を挙げて賛成するのは危険に感じますが、上記キーワードに注目して今後の実体経済の推移を見ていきたいと感じる

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